おそらくおしゃれな方向ではない宿兼酒場だろうと思ってました。
一般的な冒険者の扱いもゴロツキ程度ですから、そんな綺麗な所に泊る資金だってなさそうですし。
少しボロかったとしてもその宿代だって結構バカにならなかったりしそうですからね。
もしかするとツケってそういう事なのかなーと思ったりもします。
親父さんからすれば冒険者の苦労は知ってそうですから出世払いで待ってやるよ、って事だろうと思ってます。
(※うちの中では親父さんは元冒険者設定)
「古竜の息吹亭」は昔から存在していて、
親父さんも若い頃からこの宿に世話になってきた冒険者の一人でした。
年と共に熟練の冒険者となっていて親父さんでしたが、当時の宿の店主さんは「継ぐやつがいないから、自分の代でこの宿は無くなるかもしれない」という話を
聞きならば自分がやろうと冒険者をやめる事にした。
外装も内装も古い建築ではありましたが全て新しくしてしまうのも・・と、
どうしても修繕の必要な箇所だけ新しめにしています。
他にも色んな宿がある中、その見た目から宿だと分からなかったり、
入りにくい印象も多い宿ですが先代からの常連客が多い所ではあります。
そんな訳で娘さんにも宿の手伝いをしてもらい、二人で切り盛りしているという雰囲気です。
(※うちの中では親父さんと娘さんは親子設定です)
常連客とは料理の味が少し変わった、とか年老いたな、
とかそんな冒険者時代からの旧友らしいやりとりをしているんじゃないかと思いますね。
古竜の息吹亭は異種族が多くいる宿、となっているのは親父さんの頃からではなく先代・先々代の頃からの特徴だったのだと思ってます。