魔法使いに20の質問

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1.お名前と出演作品をお願いします。


アレクシエル
「はい、カードワース古竜の1st魔術師枠として参上しました。アレクシエルです」
リリム
「同じく古竜の息吹亭でお世話になっています、2nd-リリムと申します」
アビス
「場違いな気もするんだけどな…古竜3rdの魔術師枠、アビスだ」
キャスバルド
「水妖の魔術師枠ー、キャスバルドだ」
アレクシエル
「おや、エストラーネさん辺りもいらっしゃるかと思っていましたが…おられないのですね」
キャスバルド
「流石に質問が無事に終わるか不安がった作者が外したらしいな」
リリム
「魔術師には違いないのでしょうけど…仕方ないかしら」
アビス
「待ってくれ、そもそも私は占い師であって魔術師じゃないんだ。魔術の話をされても分からないぞ」
キャスバルド
「他に適役いなかったのかよ?」
アビス
「私のパーティには専業魔術師という立ち位置の者がいなくてね…、魔術を使うのは私かこちらの言葉が不慣れな少年なもので」
リリム
「彼は知らないわよね、ジュアって言う男の子がいて…こちらの地方の子ではないから今勉強中なのよ」
キャスバルド
「あー、なるほど。んでガキんちょだと」
アレクシエル
「まだまだ成人していないんでしたよね?」
アビス
「確か13になったばかりだったかな…」
キャスバルド
「わー…で肝心の言葉はどれだけ喋れるんだ?」
アビス
「片言かな、それで私が行く方が無難かな…とね。うちのリーダーも魔法剣を扱うからいいんじゃないかと思ったんだが却下されてしまった」
アレクシエル
「まぁ、そんなに悲観的にならずとも大丈夫ですよ。恐らく専門的な話はさほど出ないでしょうし」
アビス
「それならいいんだが…。あぁ、そういえば貴方とは初めての顔合わせか」
キャスバルド
「あん? あー、そうだな。宿が違うから」
アレクシエル
「私も初めてお会いしますね。…リリムさんは初めてではないご様子ですが?」
リリム
「魔術師組合で姿を見たくらいできちんとお話したことはなかったはずだけど」
キャスバルド
「そもそも組合なんてほとんどいかねぇからな、どこかの師に付く気もねぇし。たまにある提出書類を早く出せとか言われた時くらいだな」
リリム
「噂は聞いてるわ、キャスバルド・フォーセンテスさん。すごーくかっこいい魔術師がいるって女の子達が話してたわよ」
キャスバルド
「ふぅん、それはお宅も? リナイシャ・ウォーレン夫人?」
リリム
「私には旦那様がいますから、一番かっこいいと思うのも旦那様なのよ」
キャスバルド
「そりゃ残念、あんた好みなんだけどな」
アビス
「……なんだ、この雰囲気(汗)」
アレクシエル
「あっはっはっ! 楽しくなってきましたね、さぁ行きましょうか」

2.年齢と職業は?
アビス
「年齢は分かるが職業は…」
リリム
「冒険者兼魔術師になるかしら、年齢は30」
キャスバルド
「大体冒険者だろうからな。オレ様は冒険者、年齢は22だ」
アビス
「そうなると…私は冒険者兼占い師だな。年齢は26になる」
アレクシエル
「私も冒険者ですね、歳は…忘れました!」
リリム
「アレクシエルさん、今回は随分とテンションが高いようだけど…」
アレクシエル
「私はこういう質問にお応えするのが大好きでして、わくわくしてしまうのですよ」
アビス
「そ、そんなものだろうか?」
キャスバルド
「面倒くさくね?」
アレクシエル
「まるで好奇心の塊のようだとアスターに言われてるくらいですので、むしろドンと来いですね!」

3.容姿と性格を簡単に説明してください。
キャスバルド
「また面倒そうなのが…」
アビス
「性格か…色々と控えめだな。格好はよくある砂漠の民の衣装だ」
リリム
「向こうは衣服のデザインも豪奢よね」
アビス
「そうだな、占い師も割といるんだが…占い師は基本派手な格好をしていることが多いんだ、何故か」
キャスバルド
「なんで?」
アビス
「うーん…なんでだろうな?一応商売になるのだし、目立って客の目に引くように…かな。私はまだ地味な方だよ」
リリム
「女性の占い師は確かにもっと派手できらびやかなイメージがあるものね、…それは踊り子さんかしら?」
アビス
「こちらの踊り子は宝石類の装飾の方が多いからなぁ、布の面積は…踊ると暑いからと少ないしな」
キャスバルド
「そら体力は尋常じゃないくらいいるだろうさ、見てる分には良いが」
アレクシエル
「艶やかな踊り子の方々、キレのある舞い…まさしく芸術ですねぇ」
キャスバルド
「一回は生で見てみたいよなぁ…んで、オレ様か。性格、こんな感じ、大体自由奔放。格好は黒いローブ、黒い三角帽子」
リリム
「分かりやすい魔術師の格好よね、でも所々にアクセントがあって…素のローブはやっぱり嫌?」
キャスバルド
「ダサくて着てられねーだろ、あんなの。野暮ったい」
アレクシエル
「黒いローブは組合公式なんですか?」
リリム
「いえ…公式ではないの。ただ弟子の頃はおしゃれに気をかける余裕はないものだから、シンプルなローブを着ることが多いのだと思うの。…その内に頓着なくなっちゃうみたい」
アビス
「そういうものなのか…」
リリム
「私は白いヴェールと白いローブを来ています、黒いローブは好きではなくて。研究に集中する分、ある程度は身なりにも気を使わないと。性格は…冷静なつもり、娘が生まれてからは親バカになってしまったかなって思うわ」
アビス
「私は最初にリリムさんを見た時に魔術師だとは思わなかったよ、神官なのかなと」
キャスバルド
「なにせ通称聖女様だからな」
リリム
「やめてちょうだい、私はあまり好きではないわ」
アレクシエル
「おや、そうなのですか?」
リリム
「えぇ、どういう意図で広まったのかは分からないけど…皮肉に聞こえて仕方がないのよね」
キャスバルド
(密かに人気があるの気付いてないのか…)
アビス
「気恥ずかしさがあるというのは分からなくもないが…」
リリム
「それもあるわね…」
アレクシエル
「私はリリムさんを表す言葉としてぴったり当てはまるものだと思うのですが」
キャスバルド
「結婚して丸くなったとか、結婚して可愛らしくなった…とか色々と話は聞くんだけどなー」
リリム
「ちょっと、誰がそんな話をしてるの」
キャスバルド
「そりゃ言えないわ〜」
アレクシエル
「確かに出会った頃と比べますとトゲトゲしさはなくなりましたよね、穏やかになられたのですよ」
アビス
「へぇ、そうなのか。それは意外だな」
リリム
「…穏やかになったのは否定しないけれど、何だか複雑な気分だわ」
アレクシエル
「まぁまぁ。私の性格を端的にお伝えするならばやはり好奇心旺盛ですね、良識ある行動をモットーとしておりますよ。基本的に。格好は…魔術師らしい格好はしておりませんねぇ」
リリム
「どちらかというと貴族さんが着ているような衣服、かしら」
アレクシエル
「そうですね、私の場合はいざと言う時に刀も振るいますのでローブでは動きにくいですし」
アビス
「そうか、アレクシエルさんは武器を振るうのか」
アレクシエル
「はい、必要に迫られなければ武器は抜きませんがね」

4.出身地はどこですか?
アビス
「リューンから東南にある砂漠都市だ、オリオン海を渡った先にあるんだ」
アレクシエル
「とても遠い所ですね、どこかと説明するのは難しいです」
キャスバルド
「忘れた、あまり気にしないもんでな」
リリム
「私はリューンの近くにある魔法都市シークレムの生まれよ」

5.あなたの住んでいる世界はどんなところですか?
アビス
「どんな所…か」
アレクシエル
「簡単に言うと基本的に剣と魔法、精霊と魔物、亜種族が住まうファンタジー世界ですね」
キャスバルド
「メタいなおい」
アレクシエル
「そういった説明をするならば私が適役かなと思いまして、…ちなみに作り手さんによって加えられていきますので基礎情報のみです」

6.得意魔術や属性があれば教えてください。
アビス
「うっ…私は基礎魔術かな? それ以外のものはあまりよく分からないのが本音だな。属性・・・は分からん」
キャスバルド
「得意な系統ねぇ、まー精神系だな」
アビス
「…精神系?」
リリム
「魔術の系統は大きく『攻撃魔術』『補助魔術』『治癒魔術』『精神魔術』『特殊魔術』と5つに分けられていてね」
アビス
「ふむふむ」
リリム
「魔術師にも得意な魔術、苦手な魔術が個人差であるわけね」
アビス
「ふむ、そこまでは大丈夫だ」
リリム
「キャスバルドさんの精神魔術は眠りや人の心などに影響を与えるものを指すことが多いの」
アビス
「ほう、テクニカルな魔術なんだな」
アレクシエル
「そうですね、中でも眠りは初歩的な魔術と言われていますが人に影響を与える強さが強ければ強いほど難易度が高く…その落差が大きい系統でもあります」
キャスバルド
「やれと言われればある程度は出来ると思うが、治癒魔術は使ったことがねぇわ。属性で得意なのは闇かね」
アビス
「得意な属性、苦手な属性も個人差なのか?」
リリム
「そうね、本人の気質や性格なども作用しているのではないかと言われているけれど…正確な学説はないわね」
キャスバルド
「単純に系統魔術との相性ってもんもあると思うが」
アビス
「すまん、系統魔術と属性の相性というのは?」
キャスバルド
「あー、オレ様が得意な精神魔術と相性の良い属性っつーのがあってな。その中で最も相性の良い属性が闇なんだよ」
アレクシエル
「人は眠る時に闇に包まれるでしょう、そういった簡単な繋がりから人の心の奥深くを見る…それには闇が一番向いているのですよ。もちろん術者のアレンジ次第では闇ばかりが向いている訳ではありませんが」
アビス
「あ、そうなのか。…そもそもアレンジって出来るものなのか?」
リリム
「初心者や弟子の頃は基本禁止されてるの。めちゃくちゃな術式になって、失敗することが多いし…ただ煙が出ただけならいいけれどどんな反応が出るかも分からないから。けれど基礎もきちんと学び理解しているのならアレンジも出来なくもないわね」
アレクシエル
「組合などで販売されている術には決まった術式がありまして、それを読み理解することで初めて使えるようになります。アビスさんもそうだったでしょう?」
アビス
「ああ、教えてもらいながらだったが・・・」
アレクシエル
「その術式を組み替えたりするのがさっき言っていたアレンジですね。基礎術式から自分の使いやすいように組み替えていくことによって自分の術を作っていく…それが楽しい方もいらっしゃるようですよ」
リリム
「中には好きが高じて組み替えが苦手な魔術師さんから頼まれて、組み換えを本業にしている方もいますからね」
アビス
「へぇ・・・色々あるんだなぁ。私にも得意な属性なんかもあるのだろうか」
キャスバルド
「突き詰めていきゃ分かってくるかもな」
リリム
「私は特に突出して得意な系統はないと思うわ。可もなく不可もなく、ね。得意な属性は水かしら」
アビス
「そうか、属性だけ得意ということもあり得るのか」
アレクシエル
「そうですねぇ、得意な属性にもよりますが5系統に合わせやすい属性が得意なほどオールマイティーに使いやすい傾向があるようです」
アビス
「水はどの系統にも合わせやすいのか?」
キャスバルド
「割と万能だな。水は様々なものに変化出来るから作り出しやすい」
アビス
「んー? ちょっといいか? 精霊術とはどう違うんだ? 属性と言う意味では同じではないかと思うんだが」
アレクシエル
「根本的に違うものなのですよ。この質問では魔法使いへの質問なので多くは語りませんが・・・」
アビス
「あ、そうだな。話がズレてしまうな。すまない」
キャスバルド
「それはあれだろ、作者に任せておきゃいいんじゃね?」
アレクシエル
「そうですね、その内コーナーを設けて頂きましょうか。私は攻撃、精神、召喚を中では得意としております。属性は光ですね」
キャスバルド
「召喚か。珍しいな」
リリム
「アレクシエルさんは光というよりも星を扱うのが得意らしいの。だから召喚にも繋がるみたい」
キャスバルド
「ああ、なるほど」
アビス
「星? それも属性なのか? よく分からなくなってきたぞ」
リリム
「これは精霊にも繋がる話だけれど6大属性はご存知?」
アビス
「ああ、確か・・・火水風土光闇・・・で良かったんだったか?」
リリム
「ええ、そうよ。それは最も分かりやすくした基礎属性なのね。基礎属性に含まれる細分化された属性というものが他にもいくつもあって、星もその一つ。光という大きな属性の中にある属性の一つと言われているの」
アレクシエル
「星の場合は光にも闇にも入ると言われていますが、この辺りは個人の考え方次第ですね」

7.杖など道具は使っていますか?
リリム
「媒体具のことね。私は杖を使ってます、魔力も安定しやすいので」
キャスバルド
「それはオレ様もー、力の伝わりやすさは杖が一番いい」
アビス
「私は水晶球やタロットがその代わりになると言われたんだが・・・」
リリム
「ちなみにタロットの素材はなんですか?」
アビス
「銀だな、100%という訳ではないが」
リリム
「銀は魔力を通しやすい素材なので確かに媒体具として適していると思いますよ。水晶玉も魔力が通りやすく循環させやすいのでお勧めです、ただ水晶玉は値が張りますから・・・」
アビス
「とてもじゃないが戦闘には出せないな、繊細な物だし」
アレクシエル
「杖などと比べて持ちにくいのも欠点の一つですかねぇ、大きさがあるものですし」
キャスバルド
「今気になったんだけど、タロットは戦闘で使うのか?」
アビス
「ああ、使うこともあるよ。タロットカードはこう見えて意外に頑丈でね、・・・もちろん魔術で攻撃されたら損壊するだろうけどケースに入っている分なら大丈夫。持つ分にもカードだから問題ないしな」
キャスバルド
「へぇ、そらすげーな」
アレクシエル
「いざと言う時に防御魔法でコーティングしておくといいかもしれません。ある程度のダメージならば抑えられるでしょうし」
リリム
「付与魔術の一つの形ね」
アビス
「付与、というと・・・デスティンが使っているような魔術のことだよな?」
リリム
「大まかに言うならそうね、同じ系統だわ」
アビス
「・・・ということは細かくは違う派閥、なんだろうか?」
キャスバルド
「アレクシエルが言ったエンチャントっつーのは基本的に何かがない限り永続的に効果のあるものだな、魔術の詠唱の際に儀式をしなきゃならんくらいにまぁメンドい」
リリム
「デスティンの場合は一時付与、永続付与の詠唱を簡単にする代わりに効果も短くなってしまうけれど使い勝手を良くしたものね」
アレクシエル
「親戚のようなものですね」
アビス
「なるほど・・・」
キャスバルド
「たまに雷をまとった武器、とかあったりするだろ? 魔法武器ってヤツ」
アビス
「ああ、あるな」
キャスバルド
「あれが一時付与の永続版だと思えば早いぜ。ただし質にもよるだろうが下手な魔術師が作るにはかなり時間がかかるだろうな」
アビス
「そりゃまぁ、そうだろうな。並大抵の者では作れないのだろうし」
リリム
「・・・ってまた脱線しちゃったわね(汗)」
アレクシエル
「何、脱線もまた良しですよ。なかなか集まる機会も少ないメンバーですし」
リリム
「でも、ほら・・・作者さんが(指差し)」
アレクシエル
「ん?」

まだ質問が半分も終わっていません(泣)

アビス
「・・・あぁ、カンペ出してるな」
キャスバルド
「だったら最初からまとめ役で出て来いよ」
アレクシエル
「仕方ありません、では次の質問へ参りましょうか。ああ、当然別コーナーは設けてもらいますからね」
リリム
「それは魔術コーナーということ? それはそれで楽しみね」
アビス
「・・・って待て、アレクシエルさん! まだあなたが答えてないぞ!(汗)」
アレクシエル
「おや(笑) 失礼しました、私は一応指輪を媒体具として使っていますが・・・より安定さを重視した結果であって、媒体具なしでも使う事がありますよ」

8.薬の調合などはできますか?
アビス
「薬の調合なんて専門外だ、魔術師は薬の調合も出来るのか?」
キャスバルド
「オレ様も薬の調合は専門外だな。しない」
アレクシエル
「私も薬の調合を主立ってはやらないですねぇ、そもそも最近の魔術師の方も調合されるのでしょうか?」
リリム
「うーん、どうなのかしら。私も基礎知識程度で簡単な薬しか作れないわね」
アビス
(それでも作れるのか・・・)
リリム
「薬の調合って魔術的な要素だけじゃなくて薬草学、っていう専門学があるから・・・意見交換する人もいるでしょうけど魔術師全てという訳ではないと思う」

9.箒を使って空を飛べますか?
アビス
「私は飛べない。というか箒で飛べるのか?」
キャスバルド
「やろうと思えば飛べるけどなー、する意味が分かんねーな。浮遊魔術なら身体一つで浮けるだろ」
アレクシエル
「なんと言いますか、魔女=ほうきで飛ぶ。様式美の一つですね。私も箒は使いませんけれど」
キャスバルド
「どこの様式美だよ・・・(汗)」
アビス
「またメタな話か・・・(汗) やろうと思えば出来るという話だが、実際そうやって飛んでいる者を見たことがないな」
リリム
「浮遊魔術、もしくは飛行魔術というのはそこそこ難易度の高い魔術でね、実際に自分の魔力だけで自由自在に飛ぶことって力を多く使うの」
キャスバルド
「あとコントロールがすごく繊細でな、集中してないと浮遊もすぐ切れちまうんだよ」
アビス
「そうか、では騒がしいところで使ったりということは・・・」
リリム
「まぁ、気が散って成功しにくいでしょうね。私も箒に乗って空を飛んだりはしないわよ」

10.好きな魔法は何ですか?
アビス
「と言われてもな。使える魔術が少ないから好きとか嫌いとか言われても困ってしまう」
リリム
「アビスさんのパーティは専業の魔術師がいないから、見る機会も少ないのかしらね」
アビス
「それもあるな」
アレクシエル
「共同で他のパーティと依頼をこなしたことなどは?」
アビス
「いや、それもないな。それほど大掛かりな依頼はしたことがないし」
キャスバルド
「良いと思ってる魔術とかもねぇの?」
アビス
「・・・あ、使ってみたいと思う魔法ならあるな。防御壁を作り出すものとか」
アレクシエル
「ほう、防御壁ですか。使えるようになると重宝しますね、しかしまた何故防御壁を?」
アビス
「同じ後衛にいるジュアを少しでも守ってやりたいと思って。それだけではなく自分も防御面は劣るからな、自己防衛の意味でも。それに自分の故郷が防御壁に守られているから、少しでも巫女様の力になりたくて・・・だからか好きなんだ」
リリム
「小さい防御壁からなら教えてあげられるわよ。アビスさんは攻撃の基本中の基本も撃てるようだし・・・今度お互いに時間がある時、試してみます?」
アビス
「そちらが良ければよろしく頼む」
キャスバルド
「おー、羨ましいなー。個人レッスンかー? え?」
アビス
「そういう言い方は・・・いや、綺麗な方だから嬉しいのは違いないんだが」
キャスバルド
「サンちゃんに足りないのはこういう所だよなぁ。あ、ちなみにオレ様は『夢幻』な」
アレクシエル
「催眠系ですか、意外と攻めるタイプではないのですね」
キャスバルド
「肉体的には脆いもんでな。あと催眠は生き物全般に効果があるから割と万能な魔法だしな」
リリム
「そうね、一部の魔物には通用しないこともあるけど・・・種類は少ないから。夢幻は不死にも効果があるんですっけ」
アレクシエル
「ええ、確かそうでしたね」
キャスバルド
「それで間違いない」
アレクシエル
「私は『星の輝き』という攻撃魔法です。愛着がありましてね、使い勝手も良いもので」
リリム
「星属性の基本魔法の一つですよね、灯火の魔法もありますけど」
アレクシエル
「基本を疎かにしては痛い目を見ますからねぇ」
リリム
「私は・・・悩むわね、『永劫の冬』かしら」
アビス
「二人が攻撃魔術なのも意外だ」
アレクシエル
「あはは、そういうこともありますよ」

11.魔法は何のために使っていますか?
キャスバルド
「え、自分の為だけど」
リリム
「ハッキリしているのね。でも、私も似たようなものだわ。初めは当たり前のように始めて、その後に気付いて自分を守る技術を得る為だったから」
アビス
「うーん、私はなんだろうな。やはり自己防衛と仲間の為だろうか」
アレクシエル
「ふむ、私は魔力の塊のようなものですのでね。魔術は日常なのですよね。そうなると何のため、と考えたことがなかったかもしれないですね。強いて言うならば回避出来ないトラブルを回避する為でしょうか」

12.魔法の使えない自分は想像できますか?
キャスバルド
「いや、出来ねーな。全く想像出来ねー」
リリム
「私も想像出来ないわ、物心ついた頃から魔術は側にいたものだったから使えなかったらってイメージしにくいかも」
アビス
「私は少し前まで使えなかったからな。想像は出来る」
アレクシエル
「おお、それはつまり魔法を使わない縛り、ということですね? 面白そうではないですか」
キャスバルド
「そう思うのはアンタだけだ」

13.魔法の師匠はいますか?
リリム
「父と母が師にあたるわね、二人共魔術師だから」
アビス
「メンバーのラファエル、ということになるのかな。教わったのが彼だったから」
キャスバルド
「いねぇな」
アレクシエル
「私もいませんね、魔術の師となると」

14.あなたの魔力は天性のものと努力によるもの、どちらが大きいですか?
アビス
「私は努力によるものだと思う」
リリム
「両方かしらね、自惚れという訳ではないけれど両親からの力は受け継いだのでは、と思ってるわ。それを磨くかどうかは自分の努力だと思うけどね」
キャスバルド
「天性の賜物だろうな、実際努力とかしてねぇし」
アレクシエル
「私も両方でしょうか。この魔力の強さは確実に尊敬するお祖父様やお祖母様から受け継がれたものですので、誉れでもありますし。努力の点はリリムさんと同じですね、一族の力である力を如何にして自分の力と出来るかです」

15.まだまだ発達段階ですか?
アビス
「発達、出来るんだろうか?」
キャスバルド
「少なくとも多少の可能性はあるだろ、伸ばし方次第ってヤツじゃね?」
アビス
「そうか、ちょっとホッとした」
リリム
「個人的にまだ発達段階だと思いたいわね」
キャスバルド
「想像したことねぇな、分かんね」
アレクシエル
「面白い考えですね、伸びしろがあるのならば見てみたいものです」

16.魔法のコントロールは得意ですか?
アレクシエル
「得意、ということになるのでしょうね。呼吸のようにしてますので」
リリム
「昔は瑣末な音も気になって苦手だったわ。今はそうでもなくなったわね」
キャスバルド
「得意な方だろうな」
アビス
「どうだろう、使っていて変なことにはなってないが・・・」
アレクシエル
「騒がしい所でも使えたりしているのならば苦手ではないと思いますよ」

17.今まで魔法で仲間や友人を困らせたことはありますか?
アビス
「ない、と思う」
リリム
「魔術で、という訳ではないけれど…関連したことでは迷惑をかけたことがあったわ」
アレクシエル
「特にはなかったはずですよ」
キャスバルド
「多分、ないかな」

18.ぶっちゃけ、魔法は必要ですか?
リリム
「必要な要素だと思う、関わりがあるから余計にそう思うんでしょうね。ない事が想像出来ないくらいに日常化しているのだし」
キャスバルド
「つーかなかったらどうやって・・・いや、やめた」
アビス
「・・・今、なんて言おうとしたんだ・・・(汗)」
キャスバルド
「あー、関係ない関係ない」
リリム
「魔術を貶めるようなことをしないで貰えると同じ魔術の徒として助かるのだけど・・・」
キャスバルド
「大丈夫大丈夫」
アビス
「本当だろうか(汗) 私も自分で使う分には必要と言うほどではないが、総じてならば必要なものではないかと思うよ」
アレクシエル
「魔術と親和性が高い世界ですから、危険視されている声があったとしてもやはり必要な要素なのではないかと思います」

19.魔法は嫌いですか?
キャスバルド
「え、ここでその質問すんのかよ?」
リリム
「嫌いだったらここまで研究していないわよ、失礼しちゃうわね」
アレクシエル
「愚問、というやつですね。魔を否定する即ち自己否定も同然ですから」
キャスバルド
「制限はついて回るが便利だしー」
アビス
「嫌いではないよ、それなら学ぼうと思わんしな」

20.お疲れ様でした。最後に、ご自由に魔法を使ってください
アビス
「え、自由に使ってくれと言われても攻撃魔術だぞ?(汗) 使ったら危険じゃないか」
アレクシエル
「では私が結界を張りましょうか」
リリム
「怪我をしてもいいように治癒魔術でも使った方がいいかしら?」
キャスバルド
「じゃあ、ドでかくかましてもいいんじゃね? 炎の玉ブッ放すか」
アビス
「範囲はやめてくれ!(汗)」

END