アーク
「むー……おはよ、う?」
ゾルディ
「…ギャウ」
アーク
「あれ〜、ゾルディ戻ってたんだね」
ヴィックス
「おはようございます、アークさん」
アーク
「おはようヴィックス、いつゾルディは戻ったの?」
ヴィックス
「朝方です、あの大きな姿が見当たらないのでもしやと思ったらいつもの姿に戻ってました。あのような異変が起きたからか、疲れてしまって寝ているようですね」
アーク
「じゃあ、寝せておいてあげようね」
ヴィックス
「そうしてあげて下さい」
アーク
「ヴィックスも今まで見張りしててくれたんでしょ?ありがとうね」
ヴィックス
「お気になさらず、好きでやっている事ですから」
アーク
「…何だか、良いことあった? 顔がどこか嬉しそう」
ヴィックス
「えぇ、まぁ。色々ありまして」
アーク
「…良かったね、オレも何だか嬉しくなってきちゃうな。ヴィックスも早く休みたいだろうし、次の町に向かおうか?それとも休んでからにする?」
ヴィックス
「そのまま行きましょう、倒れたりはしませんので問題ありません」
アーク
「うん、分かった。なら行こう、ゾルディを起こさないようにね」


END