リコ
「あ、あそこにいるの・・・おじさまじゃない?」
キャス
「あん? ・・・ああ、そうだな。誰かと話しているみたいだが・・・あれは・・・、・・・(古竜のサタナエルか・・・)」
リコ
「あの人って・・・サタナエルじゃない? へー、おじさまったら有名人と知り合いだったのねー!」
キャス
「らしいな、つってもおっさんはリューンに居て長いらしいしサタナエルもリューン生まれらしいから顔くらい知ってるんじゃね?」
リコ
「こんな広い街でも世間って意外と狭いのねぇ、・・・あ、行っちゃった。何の話してたのかしら」
キャス
「さぁな、あの表情からして世間話って所だろ」
リコ
「・・・・・・ふぅん?」
キャス
「・・・・・・、なんだよ、その顔は?」
リコ
「べーつーにー? なんか不機嫌そうだな〜と思って」
キャス
「不機嫌って訳じゃねぇよ、・・・ってオイチビ何処に行く?(汗)」
リコ
「え? おじさまの所、だって何を話しているか気になるじゃない?」
キャス
「やめとけ、お前の事だからこっそり会話を聞こうとかしてるんだろうが」
リコ
「え? いやいやそ、そんな盗み聞きなんてとんでもないわよ〜!」
キャス
「・・・盗み聞きって自覚してんだろ?(汗)」
リコ
「だ、大丈夫よ! イタズラする訳じゃないもん!」
キャス
「いや例えイタズラじゃなかろうがバレるだろ」
END
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