リコ
「ねぇねぇ、キャスってサンと知り合いなんだよね?」
サン
「え、そうっスよ」
キャス
「それがどうしたよ」
リコ
「んで、プラードってサンと知り合いなんでしょ?」
プラード
「・・・そうだな」
リコ
「じゃあプラードとキャスも知り合いなの?」
キャス
「・・・ああ、そういう事か。一応顔見知りだぜ? サンちゃんが拾ってきた時にオレ様が診てやったんだ」
クロリス
「・・・診れたんだ」
キャス
「意外そうな顔してんじゃねぇクソガキ!」
ラグナス
「それが意外でもないんですよ、キャスは色々な事を知っていますから。こういう性格ですが面倒見はいい人なんですよ」
サン
「あぁ、そうなんですよね! 面倒そうにしつつも結局は来てくれますし」

キャス
「・・・おいお前ら・・・? 何をペラペラと・・・」
サン
「・・・・・・あ(汗)」
ラグナス
「? あれ、キャスどうしたんですか?」
キャス
「別に! ・・・んで、結局なんなんだよ」
リコ
「へ? 今のでも十分面白かったんだけどね? キャスとプラードって二人で行動しているトコって見た事ないなーって思ったの、話してるトコとかもね」
キャス
「そりゃそうだろうな、プラードは大抵サンちゃんと行動してるし。オレ様は単独行動が多いからな」
クロリス
「・・・自覚はあったんだ」
プラード
「・・・キャスは単独行動に慣れているからな。それに・・・会話をしてない訳じゃない」
リコ
「ふぅん、んー・・・でもあんまり想像出来ないね。何の話するのかわかんない」
キャス
「別に普通の話しかしてないけどな」
プラード
「・・・あぁ、普通の話だな」
サン
「結構話してるっぽいスよ、なんか楽しそうに話してました」
リコ
「へー、意外に話が合うのかしら?」
ラグナス
「そうなのかもしれませんねぇ」
クロリス
「・・・キャスバルドが普通の話をするイメージがない」
リコ
「うんうん、でプラードは硬派なイメージよね」
サン
「あ、オレもそれには同意見っスね!」
キャス
「お前らなぁ・・・」



END