ウリエル 「ねぇねぇ、リーダー」 サタナエル 「なんだ、突然」 ウリエル 「あのさー、少し前のバレンタインでリーダー義理っぽくないチョコ貰ってたじゃない? あの後どうしたわけ?」 サタナエル 「え、ああ…それならきちんとお返ししたよ」 ウリエル 「…それだけ?」 アレクシエル 「おや、リーダーの恋愛話ですか?」 サタナエル 「恋愛話って…そこまで進んでいる話じゃないぞ」 ウリエル 「いやいや、お返し渡した時の彼女の反応ってどうだったのよ。それで脈あるかどうか分かるんじゃない?」 アレクシエル 「ああ、確かにそうですね。さあリーダー、どうだったんです?」 サタナエル 「どうって…初めは驚いていたようだったけど、最後には受け取ってくれたよ」 アレクシエル 「…それだけですか?」 ウリエル 「もうちょっと彼女の様子とかをだなぁ…」 サタナエル 「お前ら、何を期待しているんだ(汗)」 アスター
「珍しいな、リーダーがからかわれてるのか」 アレクシエル 「からかうなんてとんでもない、恋模様が見え隠れしているので少しだけお話を聞いているだけですよ」 アスター 「アレクシエルとウリエルの二人が揃っている時点で嫌な予感しかしないがな」 ウリエル 「失礼な、だって気になるでしょうよ。あのチョコ、きっちり手作りだったし」 アスター 「…ああ、それで余計に何を贈るか悩んでいたのか」 サタナエル 「まぁ、そうだったんだ…ってアスター!? それは話さなくていい!」 ウリエル 「あらあら、お返しはアスターの手を借りた訳ねー」 アスター 「あまり役には立てなかったけどな」 アレクシエル 「で、何を贈られたんです?」 サタナエル 「悩んだけどな。更に気を使わせても悪いから、そんなに高くないブレスレットにしたよ。それでも気を使わせてしまったようなんだが…」 ウリエル 「確か大きな通りの道具屋の娘さんだっけ? 美人系というよりは可愛い系の」 アスター 「確かに可愛らしい女性だったな」 アレクシエル 「おや、アスターも知ってるんですか?」 アスター 「ああ、前に店へ行った事はあるからな。多分あのお嬢さんでいいと思うんだが」 サタナエル 「どうして事情聴取みたいな事されているんだ…(汗)」 ウリエル 「え? やだなー、我らがリーダーがそんな面白s…幸せになれるかもしれないとなったら協力しようとするのがメンバーの務めだろ」 サタナエル 「ウリエル、お前今本音が漏れただろ」 アレクシエル 「ですがそういう何気ないきっかけからお付き合いに発展する可能性もあるのですよ? ねぇ、アスター」 アスター 「(…こっちに飛び火か)まぁ、そうだな」 サタナエル 「アスターもそうだったのか」 アスター 「俺の場合は冒険者と依頼の被害者という出会いだったけどな」 アレクシエル 「私もそこでアスターと知り合ったのですよ。妙な臭いを感じたもので」 ウリエル 「組んで8年も経って初めて知った事実だよねー、さりげなく」 サタナエル 「随分前に塔で爆発が起こった、っていう奴かな。詳しくは知らないけど」 アスター 「おそらくそうだろうな」 ウリエル 「リーダーはリューンっ子だったっけ、オレもその頃そっちにいたらなー」 アレクシエル 「いてどうするんですか」 ウリエル 「楽しそうじゃない?」 アレクシエル 「…貴方という人は…」 ウリエル 「んで、リーダー。詳しい話をしようか」 サタナエル 「詳しい話って、さっきしただろうに」 アスター 「…全く、楽しそうだな」 END |