ヴィックス
「あの…アークさん、一つ聞いてもいいでしょうか」
アーク
「なーに?」
ヴィックス
「アークさんっておいくつなんでしょうか?」
アーク
「いくつくらいに見えるー?」
ヴィックス
「えっ、私と同い年くらいだと思っているんですが…」

アーク
「…ヴィックスって今何歳?」
ヴィックス
「14です」
アーク
「え! 若いなぁ…」
ヴィックス
「若いなぁって…アークさんも若いじゃないですか?」
アーク
「オレは18だよ〜」
ヴィックス
「!! すみませんが年上の方には見えませんでした……」
アーク
「やっぱりそうなのかー。よく子供と間違われるんだよねぇ、オレ童顔みたいでさー…」
ヴィックス
「その、ようですね…(だめだ、自分より年下かもしれないと思っただなんて言えない…)」
アーク
「? どうしたの?」
ヴィックス
「い、いえっ! 何でもないです…」



END