龍の団欒を考える−末っ子の冒険者デビュー アリシャ 「父上、一つお聞きしたい事が」 アポカリプス 「どうした、改まって」 アリシャ 「ヨルデの事、どうされるのだ?」 アポカリプス 「・・うむ」 アリシャ 「父上は当然の事、伯母上(アポクリファの事)も冒険者の活動らしき事をされているようだし」 アポカリプス 「その事なら、この人の世に慣れる為丁度良い友を知っている」 アリシャ 「父上の友・・・か、その者に託すと?」 アポカリプス 「ああ、あいつも我のこと(種族のこと)を知っている。任せるには適任かと思ってな」 アリシャ 「私が共に行動しても構わないが」 アポカリプス 「いや、それでは独り立ちは出来ん。何、奴は十分信頼に足る人物だ。問題ない」 アリシャ 「・・そうか、父上がそう申されるならこれ以上は口を挟む事はしない」 アポクリファ 「・・・・・ねぇ、それ団欒かな(汗)」 END ひなさんちのヨルデくんの名前をお借りしました。 |