1stセッション自己紹介トーク
組んですぐ辺りを想定してみる。

サン
「よし、ならとりあえず・・自己紹介しよっか。初めましての人もいるしさ、えーとオレはサン。サン・ロードウィックだぜ、宜しく」
リコ
「私はリコっていうの! リコ・フェ・リ・ウェル・リアッテ、見て分かるだろうけど妖精よ。こっちの子はクロリス。
ほらクロリス、挨拶は出来るでしょ?」

クロリス
「・・・・・(リコの側から離れずぺこり)」

サン
「ああ、苦手なんだっけ。大丈夫、かな?」
クロリス
「・・・・・うん」
リコ
「そうなの、訳ありでね。でも全く接しないで生活なんて無理だしさ、少しずつでも慣れていけたらなって思ってるんだけど・・どこへ行ってもなかなか上手くいかなくて。そこでサン達に声かけてもらったって感じ」
ラグナス
「そうなんですか、ではどれほど近付いても大丈夫なのかクロリスさんにお聞きした方が良さそうですね」
リコ
「うん、悪いけどそうしてくれるかな? クロリスもホントはすごくいい子だから」
キャス
「むしろ触って慣らした方がいいんじゃねーの?(手をわきわき)」

クロリス
「・・・・!!」

リコ
「やーめろって言ってんの! あんた私の説明聞いてなかったの!?」
キャス
「や、聞いてたぜ」
リコ
「じゃあ何でそうなんの!」
キャス
「だぁから、ショック療法。触らないで過ごす、なんて無理な事もあるかもしれないんだぜ? 保護者のお前はチビなんだし。そうしたら少しでも慣れておかなきゃいざって時困るだろ?(手をわきわき)」
サン
「キャスさん、いくら何でもいきなりはダメですって。まずはオレ達に慣れてもらわなきゃ。・・ってその手の動きしながら『いざって時』ってどういう意味っすか・・(汗)」
キャス
「サンちゃん今やらしー事考えただろ?」
サン
「考えてないです!」
ラグナス
「・・全く、キャス。やめてあげなさい」
キャス
「チッ、女のケツは柔らかくて触り心地いいんだけどなー」

クロリス
「・・・・・・!!」

リコ
「なっ、このセクハラ男!クロリスの前で堂々と!(フォークでぐさっ)」
キャス
「いって! なんつーもん持ってやがんだ・・このチビ・・」
ラグナス
「いつもの事とは言え、キャスが大変失礼しました・・。私はラグナス・シュテルンと申します」

サン
「その格好、牧師さん・・ッスよね」
ラグナス
「はい、キャスに呼ばれて参りまして。治癒に関してならお役に立てるのではと思っているのですが・・」
サン
「いやオレもプラードもキャスさんもそう言った事には疎いんで助かります。・・あの、キャスさん、無理矢理言って連れてきたんじゃないでしょうねー・・」
キャス
「無理矢理じゃねーよ、『若干頼りない奴等が多そうだからおっさんの力が必要だ』って言っただけだぜ?」
サン
「そ、それは・・オレ否定出来ないですけど・・」
リコ
「全く・・・てゆーかあんたが頼りないわよ」
サン
「それに関しても・・・何も言えないッス」
キャス
「サンちゃ〜ん・・・言ってもいいんだぜ〜?」
サン
「な、ななな何でもないですってば!」
ラグナス
「キャス、またそうやって・・」
リコ
「なんというか・・・サンも随分と厄介な知り合いがいるのねー。友達は選んだ方がいいわよー?」
キャス
「んだと?」

プラード
「・・・・・・大丈夫」

リコ
「え?」
クロリス
「・・・・・?」
プラード
「・・・キャスからもおれがサンを守るから(ギュッ)」
サン
「うおっ、重い。いきなりよりかかられたら重い・・・っ」
キャス
「まーた始まりやがった」
リコ
「? いつもの事なの? 寄りかかるというよりは抱きつかれてるみたいだけど」
サン
「ああ、そうなんです。懐かれちゃってて」
リコ
「なんだか皆大変そうねー。残りはそっちの人とセクハラ男だけね」
クロリス
「・・・・キャス、バルド」
リコ
「ああ、そうそう。そうだったわね」
キャス
「キャスバルド様、だ。見てくれで分かるだろうが魔導士、肉体労働は期待すんな」
リコ
「肉体労働って・・あんたセクハラは進んでしようとしたくせに」
キャス
「それとこれとは別だろ? 思わず触りたくなるんだから仕方ねーじゃねぇか、なーサンちゃん?」
サン
「なななななななな何でそこでオレに振るんですか!? それじゃオレも触ってるみたいな言い方じゃ」

クロリス
「・・・キャスバルド、嫌い」

キャス
「おー? やっと感情出したじゃねーか、ついでにどう嫌いなのか言ってみろよ(近付く)」
クロリス
「・・!! リコ・・・っ!」
リコ
「やめろこのセクハラ男ー!! あんただけは絶対にクロリスに近付かないでよね!」
ラグナス
「・・・全く、大人げない・・・」
サン
「いやまぁキャスさんらしいんですけど・・・。ってじゃあ自己紹介はプラードで最後かな」
プラード
「・・・・・・うん」
サン
「こいつ無口だからオレが代わりに紹介するよ。こいつはプラード、オレの相棒みたいな感じ。コミュニケーションが得意じゃないからそこんとこ頼む。ちょっとマイペースなんだ」
リコ
「そうなの、私は平気よ。この子みたいに人が苦手、とかそういう訳ではないの? 女の人が苦手とか」
プラード
「・・・別に、苦手じゃない。人も女性も」
リコ
「そう、なら良かった! 私達も気を使ってもらっちゃうからさ、・・一名を除いてね」

キャス
「その一名ってのは誰のことだ?」
リコ
「あんたのことよ! このセクハラ男!」
サン
「ほらもー、キャスさんも分かっててそういう事言わないで下さいよー。ニヤニヤしないで」
キャス
「してねぇよ(ニヤニヤ」



END