アステフィル 「よくよく考えてみれば年齢層高いのだな、このパーティ」 アレクシエル 「なんです、唐突に」 アステフィル 「なんとなくな、そう思って」 アポカリプス 「その年齢層を上げているのは間違いなく我々だろうがな」 アレクシエル 「否定出来ませんね」 ウリエル 「誰よりもびっくりされるのはアークだろ、大体実年齢と同じに見られた事自体がないし」 サタナエル 「仕方ないな、アークは童顔だから。性格がのんびりしているせいもあるんだろうが、おかげで俺と同年齢には見られた事はないし」 アーク 「むー、好きで童顔じゃないぞー! これでも困ってるんだぞ!」 アレクシエル 「例えば…何です?」 アーク 「お酒飲もうとして注文したら、牛乳出て来たし……」 ウリエル 「ぷっ! 牛乳、とか……」 アポカリプス 「子供に間違われたか」 アステフィル 「それは最近の話か?」 アーク 「最近はなくなったかな。有名になったっていうのもあるかもだけど…」 ウリエル 「俺初めて見た…! 酒場でミルク出されたヤツ」 サタナエル 「災難というか何と言うか、ミルク出された時どうしたんだ?」 アーク 「え? 飲んだよ?」 アポカリプス 「…不満はなかったのか?」 アーク 「そりゃ少しはあるけど、その時は喉渇いてたしまぁいいかなって」 ・・・・。
アーク 「…………え、なに?」 アレクシエル 「私アークを見る度に人間って分からない生き物だな…と思いますよ、まぁ…少数派なんでしょうけど」 アポカリプス 「その意見については同意だな…」 アーク 「え?」 アステフィル 「前向きという事で良いんじゃないか?」 サタナエル 「大体合ってる」 ウリエル
「むしろ正解」 アーク 「何? オレ変な事言った?」 END |